ぜろ、ぶっと部の日常

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「まぁまぁ、みやびも反省してるんだしそこまでにしろよワン」 「誰に向かって命令してんだ、ワン子……?」 またもや阿修羅フェイスに切り換えて脅す。 「……つい調子に乗ったワン」 「もう一回説教しようか……?」 「あれだけで十分ワン。ご馳走様でしたワン」 そう言ってそそくさとソファ裏に隠れた。 ここは『旧生徒会室』とあるだけあって設備は十分に揃っている。 ガスコンロに冷蔵庫、箪笥と生活出来る程の設備を兼ね備えているのだ。 ベッドは無いがソファや端にある四畳の畳で就寝可能である。 やっぱこの学校は金遣いが荒い。 「それはそうと、今後の活動についての話し合い、どうすんだ誠吾?」 そうだった。 水留と今後の活動について話し合っている時にあんな事があったんだよな。 でもまぁ、考えたってその通りにしなさそうだし止めるか。 「また今度で良いんじゃない?どうせコイツらが計画通りにする筈がないし」 と、三人を指差しながら言うと、三人は図星を指されたような態度をとる。 「それもそうだな」 「さてと、じゃあ今日もダラダラと過ごすか」
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