ご、無邪気な力の使い方

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そう言って水留の頭を優しく撫でてやる。 「えへへ……くすぐったいよー」 何このロリ水留、マジ可愛すぎる。 家で一緒に住みたいんだけど。 あ、今一緒に住んでるわ。 やったね、俺! ……じゃねぇええええええええええええ! 落ち着け、俺。 そうだ、素数を数えれば良いんだ。 一、二、三、五、七、十一……。 「なぁ、お兄ちゃん、さっきから様子が変だぞ?大丈夫なのか?」 「だっ、大丈夫大丈夫!ちょっと考え事してただけだから!」 「そうなのか?なら良いけど……」 あっぶねー……。 もう少しで水留にいらん心配させるところだった……。 普通なら笑って誤魔化したり出来るけど、幼児化した水留はすぐに心配するからな。 いつものように平然と、普通にしとけば何も問題はない。 簡単な事だ。 普通に、普通に……。 「いらん心配をさせてゴメンな。お詫びにアイスとお菓子買ってやるよ」 「本当か!?ありがとう、お兄ちゃん!」 色んな意味でヤバい。 萌えたわ。
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