ご、無邪気な力の使い方

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◇ 「んっふふー♪」 幼女がとても嬉しそうにして朝飯やアイスの入った袋を持っている。 あぁ、幼女って良いわぁ。 ぶっと部メンバーにはメンバーの魅力があるけど、幼女には幼女の魅力があって良いわぁ。 ……ところで。 アイツらの魅力って何だ? 今まで考えた事なかったからアイツらの魅力が何なのかサッパリだな。 「お兄ちゃん、お兄ちゃん♪」 「ん、どうした?」 「アイス、ありがとう♪」 なんだ、そんな事か。 お兄ちゃんは水留(ロリ)の欲しいものは何でも買ってあげるからねー♪ 「へぇ、誠吾くんってロリコン外道野郎だったんですね?」 ゾワ…… な、何か妙に聞き覚えのある声が後ろから……。 「せーちゃん……僕というイチャイチャもえろえろも出来る彼女がいながら……幼女に手を出すなんて……」 ………………。 あの、そんな嫉妬をすっ飛ばしてお、怨念以上のものを込めて言わなくても……良いんじゃないかな? 「……ロリコン」 たった一言だけなのに言葉に物凄い重みがあるね、ワン子……。 「どうしたのだ、お兄ちゃん?顔が真っ青だぞ?」 水留、このタイミングでお兄ちゃんは……。 『お兄ちゃん……?』 ……ですよねー。
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