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確か良い感じにウトウトしたのが一時頃だったかな。
その頃には意識が朦朧となってあとちょっとで寝れるって時だった。
「う~ん……せいごく~ん……」
「……ん?」
雅さんが俺を呼んだので身体を雅の方へと向ける。
スゥ、スゥと、僅かに聞こえる息。
目は閉じており、規則的に小さく動く身体。
……寝言か。
雅さんの寝言と分かり、身体を元の方向へ戻そうとした時、
「あぁん……そこ、そこですぅ……もっと弄って、くださいぃ……」
「…………」
寝言にしては……その……エロいな。
一体どんな夢を見たらそんなエロチックな寝言を……。
その後、ずっとエロ寝言を聞かされ、気付けば朝陽が昇る頃になっていた。
……超眠い。
あー、何かボーッとしてたら寝そうかも……。
「……何作るか」
台所に立ち、今日の朝を考える。
だが、眠さのあまり何にも考えれない。
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