いち、初めての出会い。彼女達は既に残念だった。

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……何故、それを? コイツ、一体何なんだ!? 落ち着け、冷静になって考えろ。 『異能』を知ってる、つまり住良木さんも持っている。 もっと言えば、周りのコイツらもだ。 「確かに『異能』は持ってます。これを知ってるということはあなたも持っている。ですよね?」 「正解です。因みにここにいる全員が所持者です」 やはり、か。 けど、何で聞いたんだ? これに関係のある理由があるから先に質問したのか? 「それで必ず入ると言った理由ですが、極めて単純です」 「『異能』に関係があるんですよね?さっきあんな質問したんですから」 「いえ、一切無いです」 「じゃあ聞くなよ!」 さっきの時間返せよ! 無駄にも程があるだろ! てか思わず敬語使わずにツッコミしちまったよ! 「まぁまぁ、ちょっと臭わせといて実は何の意味もないフリってこちらとしても野館くんを弄るのには最高ですから」 「アンタドSだなぁ!?俺の中でのイメージがかなり変わったよ!」 「……それでしたら純心な対応して野館くんを女の魅力に酔わせましょうか?」 「そういう事を聞くの!?」
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