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ダメだ。
ツッコミすればする程ボケが飛んで来る。
全部拾いきれそうにないな。
「ふぅ、冗談はここまでにしますか」
「どっから冗談なんだぁあああああああああああああああああああ!!」
最後の最後にこの人とんでもない事言っちゃったよ。
本当に今までの時間返せよ。
空高くから陽射しを俺達に浴びせていた太陽も気付けば赤みを帯びて街と街の間からひょっこりと顔を出している。
「おい雅、さっさと入部させようぜ?」
いい加減疲れたのか水留がぶーぶー言い出す。
それに続いて二人も、
「そうだワン。いい加減コイツを弄るのも飽きたワン」
「そうだよ、早くせーちゃんを入部させて『野館誠吾ハーレム計画』を完了させようよ」
……何だって?
今、変な計画名が聞こえたんだが。
この際銀髪の罵声は無視だ。
「バカキリカ、それコイツの前では内緒だって!」
「あ……」
……成る程。
「それ、どういう訳か詳しく聞かせてもらおうじゃないか?キリカちゃん?」
俺はキリカちゃんに笑顔で問い掛ける。
勿論、阿修羅様を召喚させて。
「ヒッ、ひゃああああああああっ!」
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