に、せーちゃんコイツら誰?

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「勝負は何の競技でやるんだ!?野球か、サッカーか!?」 「ハッ、そんな競技よりドッジボールだろ!」 タイム。 何でドッジボール? 副会長、どういう答えでドッジボールになったかは知りませんが、この歳になってドッジボールですか? 今時ドッジボールなんて小学生や幼稚園児位しかしませんよ? 「副会長、俺はそんな競技――」 「上等だこの野郎!私がお前らをフルボッコにしてやるぜ!」 ……反対だって言おうとした時だった。 横から水留が決めやがったのだ。 それを見ていたキリカとワン子はげんなりしていた。 因みにキリカは無理矢理起こされて現在不機嫌。 「……最悪だよ」 「最悪だワン……」 どうやら二人はあまりこういった競技が好きではないようだ。 雅さんはと言えば、終始ニコニコしている。 ……たまには笑顔以外の表情にもなりましょうよ。 「やれるもんならやってみろチビ助!」 「チビ助だとぉ……!?全員ブチのめして土下座させてやる!」 水留はかなり不機嫌らしく、誰も止めれそうにない位カッカしている。 「その言葉忘れんじゃねぇぞ!」 「当たり前だド畜生が!」
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