に、せーちゃんコイツら誰?

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リミットはおよそ丸一日。 その間に八人も集まるのだろうか? 「一つ気になるんですが」 雅さんがまたもや挙手する。 「何ですか?」 「この十三人って誰でも良いんですよね?」 「特に何も書かれていないんだからそうじゃないの?」 俺の背後から抱き着き、頭を俺の頭上に乗せているキリカ。 のしかかっているのとほぼ同じで、正直重い。 更にキリカの胸が後頭部に当たっているのがどうも気になる。 キリカの性格から考えると胸が当たる事なんて大した事ではないのだろう。 ……はぁ。 「……せーご、顔が赤いワン」 横にいたワン子が俺の顔見て言う。 顔が熱いのは俺自信も分かっている。 俺も男なんだからこういうハプニングは嬉しいさ。 けどさ、それが毎日続いてみろ。 身体は嬉しいかもしれんが、心はげんなりだ。 「コイツが乗っかってるからな」 「変態野郎ワン」 「俺じゃねぇだろ!変態はキリカだ!」 「もう、せーちゃん!僕が変態だっていうの知らなかったの!?」 「知ってるよ!俺よりド変態だって知ってるよ!」
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