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それがカンに障ったのか遂に、
「ふっざけんなぁああああああああああああああああ!!」
副会長が爆発した。
「あははははっ!見ろよ!アイツ顔真っ赤だぜ!まるでサルみたいだ!」
爆発した副会長を見て大爆笑しながらけなす水留。
相手の方が年上なのに思いっ切りバカにしてるところから察するに、コイツに年齢の壁なんてものは微塵にもないらしい。
「そこのミニマムは黙っとけ!今はテメェらのそのチームは何だって話だ!」
「何だって言われましても……これがメンバーですが?」
「いや、おかしいだろ!お前ら五人以外マトモじゃねぇだろ!」
確かにマトモじゃないです。
俺でも流石にこれはないです。
「だいたい何で動物だらけなんだ!ルールにはちゃんと十三人集めろって書いただろうが!」
俺たちのチームは動物だらけ、具体的には犬二匹、ニワトリ一匹、サル一匹、馬一頭にカンガルー一匹の五匹一頭。
ドッジボールのメンバーというよりかはサーカスのメンバーだ。
……コイツら、どっから連れて来たんだろう。
今はそれは置いておくとして、これで合計十一。
あと二人足りないのだ。
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