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「あれ、お前らそんなとこ集まって何してんだよ？」
後ろから声がしたので振り返ると、水留に愛希ちゃん、雅さんに如月会長が歩いて来ていた。
という事は勝負は終わったのか？
コート中央を見ると、野球部のメンバーと副会長がぶっ倒れているのが見える。
どうやらコテンパンにして勝ったようだ。
「いやぁ、水留先輩マジ強かったぜ！あれはまさに男と男の熱き魂のぶつかり合いだったぜ！俺、メチャ先輩尊敬してるぜ！」
「いや、お前も凄かったぜ。あの敵を一掃したボールなんかマジカッコ良かったし、凄かったもんな！」
水留と愛希ちゃん、お互いに試合で友情を深めあっていたらしい。
「さて、これで『ぶっと部』は存続。ですよね、会長？」
「はいそうですよ♪フフ、これで私の楽しみが消えずにすみました♪」
雅さんと如月会長もなんだか最初の時と比べて関係がマシになっている。
そんな気がした。
と、思っていると如月会長からこんな提案が上がった。
「さて、勝負も終わった事ですし、今から打ち上げに行きませんか？」
「お、良いね！行こうぜ行こうぜ！な、愛希ちゃん？」
「先輩と打ち上げか！そりゃ楽しそうだな！」
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