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あの日は甥っ子の卒業式。
晴れの舞台だった卒業式が、最悪の卒業式。
空は晴れ、絶好の卒業式日和。
卒業式が、終わった姉と義兄が、家に迎えに来た。
そして、兄が家まで来て部屋に入り少し話をし、私の息子を連れ外に出ようとした矢先、大きな揺れが…
その場に、必死に捕まり倒れない様にしてる自分、私の息子を必死に庇いながら、逃げ道を確保する義兄。
家が、めちゃくちゃ。
荷物が、バタバタ上から落ちて来た。
少し揺れが収まったのを見はからい外に出た。
家の前のコンクリートがズレ、ユラユラと揺れている。
それを見た私は、腰を抜かして立てない状態。
義兄は急いで息子を車に乗せ、私を迎えに来た。
私は何とか立ち上がり息子のミルクを探しに家の中に戻った。
何が何処にあるのかわからない状態。
その中から必死にミルクを見つけ急いで車に、オムツが見つけらず、義兄がまた一人で急いで家の中に入り、玄関先に、置いて有った息子のリュックを持ち車乗った。
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