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ただでさえ、暑くてその上緊張していたのにさらに心拍数やら緊張感やらが高まってきた。
あたしはうちわを必死で探り当て、高速で仰ぎながら言葉を紡いだ。
「え?前も言ったじゃないですか、あたしにそんな人がいるように見えますかってw」
「いや…おるように見えるし…?」
この言葉であたしが少し喜んだのは秘密である←
「はwwいたらあたし今頃デートでキャッキャしてますよ(笑)」
「いや…でも……」
「坂田さんこそどうry」
「ぼくはおらんってw」
「否定早すぎです(笑)
私最後まで言ってませんw」
「だってほんまやもん。女性苦手やもん。ぼく未だにおどおどしとるし」
「私だってwていうかなんでいきなり?」
ここで心拍数が最高潮になったのも秘ry
健太くんが言ったこの言葉で、あたしは気絶するかと思った。
「あの…ぼく…じゃだめかな?
ボーイフレンドに…?」
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