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耕太郎『おっはよ!』
優太『おはよう!』
健介『…』
一之瀬耕太郎が下駄箱にいる二人に勢いよく飛びついて来た。
健介『朝からよくそんなテンションでいられるよな…』
耕太郎『それ褒めてる?けなしてる?笑』
優太『褒めては…ないよ』
耕太郎『だよな!…ハッハッハ!!笑』
なぜか大声で笑い出した耕太郎に冷めた目で見る健介、
それに気付いたのかわからないが、耕太郎は周りの奴らにもうるさい怒鳴るような声で挨拶をしながら意気揚々と歩いて行った。
健介『朝からあいつと絡むとテンション下がるわ…』
優太『まぁそう言うな…いい奴じゃん?』
健介『ただのばかだろ?笑』
優太『確かに…』
健介・優太『ハハハ!笑』
いつも通りの学校。
心地好い風が昇降口から校舎へと吹き抜ける。
いつもと変わらぬ朝だ。
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