×バッド・スタンダード×

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ル「だ…。大丈夫? 黒崎くん! たいへん! 保健室に行かなくちゃ!」 ズルズルと一護を引きずっていくルキア。 水(い…。今朽木さん…一護の腹…) 啓(な…。殴った…?) チャ(…ム…υ) 真(一護…。 ご愁傷さまです…υ) ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 一「真菜は連れてこなくてよかったのか?」 ル「バカ者! 貴様ら兄妹は目立ちすぎるのだ!! バレてはならん!」 一「なるほど…」 ル「ほれ!」 ルキアは一護にアヒルの入れ物を渡した。 一「…何だこりゃ?υ」 ル「『義魂丸<ぎこんがん>! 肉体から魂を強制的に抜く丸薬だ! 本来は死してなお、肉体から離れようとしない霊に対して使うものだが…。 貴様に渡しておく!」 一「…今朝いなかったのはコレ買いに行ってたからか?」 ル「うむ! この間のようなことがあったからな! 急ぎで買いに行ったのだ! いいか。 それを呑むと仮の魂が体に入り本物の魂を抜くことができる! 万一、私が近くにいない時に虚と出会った場合それを使って死神化しろ!」
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