×ジャンピン・ジャック・ジョルテッド×

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一「ああッ! ちくしょう!! 見失っちまったじゃねぇか!! 俺を!!」 ル「モラトリアムだな」 一「そんなわかりづらいツッコミしてる場合か!! ちゃんと俺…。 …っていうかアイツをつかまえねーと…」 ル「ややこしいな」 一「オマエも聞いたろ? あの教室のさわぎ…。 俺…。っていうかアイツは俺の体使って井上と真菜にキ…キ…キ…」 ル「キッスをしたようだな」 一「だアアアアッ!! 言うなボケ恥ずかしい!!///」 ル「ふ…。 接吻など大したことではなかろう…。 現代の若者の性は乱れておると言うではないか…。 接吻ごとき挨拶のようなものだ…。 …と、この間読んだ書物に書いてあったぞ」 一「アホかァ!! ただのクラスメートにいきなりキスして大したことねーワケねぇだろ!! っていうかどんな本読んでんだテメーは? ああ~~。 コツコツと積み上げてきた俺のイメージが…。 明日からどんな顔して学校行きゃいいんだ…」 ル(こやつ…。 イメージ作りとかしてたのか…) 一「…――――。 ――オマエー…。 あいつのこと…。 『改造魂魄』って言ったよな…。 それって…。 …何なんだ…?」
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