×6/17×

4/8
前へ
/419ページ
次へ
一「どうしたんだよこんな朝っぱらから」 真「朝っぱらからじゃないよ! 水色が迎えに来てるよ?」 一「水色が? …って今何時…。 うわ!!」 真「そーそー。 わかったら早く支度してね。 あとお父さんの部屋の窓から水色に一言謝った方がいいよ。 待たせてるんだから」 一「水色! 悪い! 今起きたとこなんだ! 上がって待っといてくれるか?」 窓から外にいる水色に向かって話す。 水「はーい」 例の一件(コンの奴が起こしたアレコレの騒ぎ)の記憶は少なくとも学校の連中に関しては消えてるらしかった。 あのゲタ帽子(浦原のコト)ががんばったんだろうってルキアの奴がいってた。 「コトが大きくなると一番困るのは奴等だからだ」とか何とか。 まァ理由が何であれあの記憶が残ってねえのはありがたい。 けど結局あのゲタ帽子が何者なのかはききそびれたなあ…。 一「…ってこんなコト考えてるトキじゃねえ!!」 真「一護! 私は先に行くよ! 行こっルキアちゃん♪」 一「おう!」 一「あーもー。 何だって今日に限って親父の奴は起こしに来ねーんだ!? いつもなら呼んでもねーのにガーッと…。 …――――――」
/419ページ

最初のコメントを投稿しよう!

654人が本棚に入れています
本棚に追加