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ルキアは後ろを振り返る。
ル(…何もいない…。
消えたのか?
…それとも…)
「一護!真菜!」
そう言うとルキアも走り出した。
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織姫の部屋
た「お母さんが死んだの。
あいつが9歳ん時にね。
まあそん時はあたしも9歳なんだけどそんなコトはどうでもよくて。
とにかくあいつはまだ9歳で、ヘラヘラしててお母さんにベッタリの甘ったれで…。
でも死んだ」
織「………」
た「次の日からあいつも妹の真菜も学校休んでさ。
何してんのかと思ってさがしてみたら、お母さんの死んだ川原にいんの。
学校のカバン背負って朝から晩まで。
お母さんさがすみたいにウロウロウロウロ。
つかれたらソコにしゃがみ込んで、しばらくしたら立ち上がってまたウロウロ。
真菜はそんな一護を突っ立って見守ってた。
毎日毎日朝から晩まで…。
見てらんなかったな…。
…あの時の一護…」
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一護たち
ルキアはあれから2人を追いかけて捕まえた。
ル「はあっ。はあっ。
な…。なぜ逃げる!
なにが…」
一「…ねぇんだよ。
虚でもなんでもねぇんだよ…!
おふくろを殺したのは…。
…俺なんだ…!!!」
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