×フェイス・アゲイン×

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一護や真菜に続いてルキアも何かを感じ取っていた。 コ「何!? ナニ!? 何なんスかネエさん!? どうしたんスか!?」 リュックから顔を出してルキアに問いかけるコン。 ル(…虚の気配…!? バカな…。 そんな指令など来て…) ピピピピッ ル「くそッ!! 指令が遅いわたわけめ!!」 そう言ってルキアは虚がいる方に向かって走りだす。 一(誰だよ!? 誰が襲われてる!? 遊子も夏梨もカンベンだぞちくしょう!!) 一真「…!!」 ル「…!」 曲がり角のトコで一護と真菜はルキアと合流した。 一「…よう!」 ル「うむ!」 真「ルキアちゃんが来てるってコトはコッチであってるらしいね」 ル「当然だ! その程度のことを間違うようでは困る!」 一「…………。 何も訊かねえのか?」 ル「…訊けば答えるのか?」 一「………」 ル「…貴様らの問題だ。 深い。 深い問題だ。 私はそれを訊く術を持たぬ。 貴様らの心に泥をつけず、その深きにまで踏み込んで、それを訊く術を私は持たぬ。 だから待つ。 いつか貴様らが話したくなった時、話してもいいと思った時に…。 話してくれ。 それまで待つよ。 私は」 一「…ああ」
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