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その頃一護は虚と戦っていた。
虚『のろいぞ小僧』
一「な…」
虚『ひひっ!!』
虚は後ろから一護を攻撃した。
一「くそッ!」
虚『ひひっ。ひひひ。
どうした小僧!!
そうして逃げておるだけではこのわしを傷つけることなどできんぞ!
そうして力まかせに刀を振り回すだけではこのわしを倒すことなどできんぞ!!
その程度の力量で仲間に「手を出すな」などとよくぞ吐いたものだ!!
のう小僧!!!』
一(くそ…ッ。
デカい図体してるクセになんつー速さだよ…!
間合いを詰めることもできねぇ…。
攻撃を払いのけるだけでいっぱいいっぱいだ…!!
このままじゃコッチの体力が尽きたらオシマイ…。
…違う!
何考えてんだ俺は!!
こいつはおふくろを殺した奴だぞ!!
おふくろが死んで遊子や夏梨や真菜がどれだけ悲しい思いをしたか知らねぇ…。
護るって決めたんだ。
今がその時じゃねえか!
俺がこいつを…。
倒すんだよ!!)
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