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すると一護は虚の懐<ふところ>に飛び込んだ。
虚『迂闊だと、言われなかったか?
小僧。
そうして策も無しに敵の懐に飛び込むのは!!』
一「く…」
一護は虚の腕を刀で受け止めた。
虚『そら気を抜く!!
そこが迂闊だと言うのだ小僧!!』
ズサッ
虚の爪が一護の体を貫いた。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
夏「……ん…」
コ「目ェ覚めたか夏梨」
そう。
一護が戦っている間コンは一護の代わりをしている。
夏(…一兄……?)
「い…。一兄あたし…」
コ「オマエと遊子、山の上の方で眠ってたんだぜ。
きっと久々に遠出して疲れたんだ。
そうやってもう少し休んでな。
今親父呼んでくる」
夏(…眠ってた…)
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
コ「…これでいいっスか?
姐さん」
ル「上出来だ」
一「ふわーっ!
眉間にずっとシワ寄せとくのって疲れるー!!
一護のヤツよくこんなカオずっとしてられんなァ!!」
ル「…………」
真(…何だろう…。
イヤな予感がする…。
一護―――……)
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