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真(一護―――……!)
真菜は一護を助けたいという衝動に駆られる。
真(手を出すな!!
私が手を出して勝ったところで…。
一護は絶対それを喜ばない!
そしてそれ以上に――…)
《誇りはどうなる?》
真菜はふと昔父親に言われたことを思い出した。
《お前が今力を貸せばなるほど奴の命は救われるだろう。
だがそれは同時に奴の誇りを永遠に殺すことになる》
真《誇りが何だというの!!
命に比べれば誇りなど!!》
《いいか、よく憶えておけ。
戦いには2つある。
命を守るための戦いと、
誇りを守るための戦いと》
真(――そうだ―――……。
これは誇りを守るための戦い…。
私は…。
手を出してはいけない戦い…!!)
真「…手を出すな…!
手を出すな手を出すな。
手を出すな。
手を…。
出すな…。
死なないで…!
…一護………ッ!!」
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