654人が本棚に入れています
本棚に追加
その頃空座町は雨が降ってきた。
織「あれ?
雨ふってきた」
た「ウッソ!?
昼間あんだけ晴れてたのに?」
そう言って織姫とたつきは窓に近づく。
た「ホントだあ」
織「たつきちゃん。
傘かしてくれる?」
た「いいけど…。
泊まってけば?
あの家、雨ふると寒いっしょ?」
織「あ。
あそこ追い出されたの」
た「お…。追い出されたあ!?
なにそれ初耳だよ!
じゃああんた今どこ住んでんの!?」
するとドコからとなく織姫は寝袋を出した。
た「野宿っすか!?」
しかもその寝袋はリバーシブルだった。
た「しかもリバーシブルーーーーー!!?
…って別に寝袋がリバーシブルでも全然お得でも何でもないよっ!?
そんな"リバーシブルだから2倍よく眠れます"みたいなカオされても!!」
織「なんつって♪
追い出されたのはホントだけど新居見つけるまではホテル暮らしなのでしたー♪」
た「なんだ…。
ビックリさせないでよ。
ていうか、あんたそんなしょうもないネタのために寝袋持ち歩いてたの?」
最初のコメントを投稿しよう!