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虚『うでが…。
腕が。
わしの体がァアア~~!!』
ザァァァと雨が降ってきた。
真「一護!!」
一「…よォ。
遅かったじゃねーか…。
もう全部…。
片付いた後だぞ…」
真「……バカ。
…手を出すなって言ったのは…。
…一護じゃん」
一「…そうだっけか……。
…へへ……」
ピクッと虚が少し動いた。
真「!!
一護後ろ!!」
ズサッ
一護は目の下を切った。
すると虚は一護の母親の体へと入っていった。
一「…な…」
虚『ひひ…。
小僧…。
おまえは初めてわしの姿を見た時に問うたな…。
この"義似絵<ぎじえ>はわしの"一部"か?と。
つまり"本体はおまえか?"と問うたな…。
その問いに答えよう。
答えは否<いな>!!
どちらも本体だ!!!
どちらか片方が傷つけばもう片方に逃げ込むだけのこと!
そして今こちらの体に逃げ込んだわしを…。
おまえは最早<もはや>斬ることはできん!!』
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