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一「いっ…てえーーーーッ!!!」
ル「大騒ぎするな!
魂魄の状態で受けた傷は肉体に戻った時にそのまま肉体に現れる!
もうわかっておる筈だろう!」
一「だって今までは全部キズ治してから体に戻してたじゃねぇ)ル「すまんな!
ハラの傷に殆どの力を使ってしまったから他のところは完治させられなかったのだ!」
ルキアは一護の言葉を遮って言う。
一「…ありがとな」
ル「…まあ。
戦闘で痺れていた痛みも魂魄が肉体に戻ることで再び鮮明になる。
痛むのも仕方のないところではあるがな。
ほれ。
貼っておけ」
そう言って一護に絆創膏などを渡した。
一「……俺は…。
負けたんだな…」
真「それは違うよ一護。
虚は逃げて、こっちは誰も死ななかった。
間違いなく一護の勝ちだよ」
一「でも、あいつは死んでねぇ。
――俺は…」
そう言うと一護は立ち上がって歩く。
ル「…一護……」
一「悪い。
少しだけな」
コ「…チェッ。
空気が重くて起きられやしねー」
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