×スターター×

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ル「黒崎くん。真菜さん。私まだ教科書とかないの。 貴さ…。 …どっちかのをいっしょに見せてもらってもいいかしら?」 ルキアは一護と真菜に手を差し出した。 手のひらに文字が書いてあり、その言葉は“さわいだら殺す”。 一「・・・υ」 真「・・・υ」 一護と真菜は冷や汗を流す。 一(ど…ッ。 どういうつもりだこの野郎…ッ!!) ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ル「どこまで行くつもり? こんな人気のない所に連れ込むなんて。 私、何かされるのかしら?」 一「その気色悪い喋り方はやめろ!」 ル「気色悪い?心外ね。 一晩で修得したにしては上出来じゃなくて?」 真「それよりどういうこと!? 説明して!」 ル「説明?」 一「そうだ! てめえの仕事はもう済んだんだろ!? それがなんでウチのクラスに潜り込んでる? ソウル・ソサエティとかいう所に帰ったんじゃなかったのかよ!?」 ル「たわけ! ソウル・ソサエティに戻れるのは死神だけだ! 今の私にはあそこへ戻る術がない」 真「えっ?どういう――…」 ル「私が……。 死神の力を失ったからだ!」
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