×スターター×

11/12
前へ
/419ページ
次へ
一「!!!」 真(…身を捨てても…。 ∑!!) 真菜はふと前に一護を庇った時のことを思い出した。 真(そうだ…。 私は――…) ギュッ 真菜は刀を強く握る。 虚『!』 真菜は虚の前に立ち、刀を構える。 ル「!」 虚『…何だぁ? てめ…』 ズサッ 虚が話し終わる前に真菜は虚の足を切断した。 虚『え゛ッ!! ぅぎあああああァ!!!!』 ル「真菜…。 覚悟は…決まったのか…?」 真「うるさぁい!! 覚悟だとかそんなコト知らないよ!! 私は助けたいと思ったから助けたの! 悪い!?」 ル「なっ∑!」 真「私、一護のことを庇った時ね? 体が勝手に動いたの。 だから死神の義務とかそんなもん私は関係ない!!」 ズサッ 真菜は虚の顔に刀をぶっさした。 真「…たしかに覚悟はしてない。 ホントにヤバくなったら逃げ出すかもしれない。 私は他人のために命を捨てるなんて約束ができるほど立派な人間じゃないからね…。 けど――…。 残念なことに受けた恩を忘れてヘラヘラしてられる程…。 クズでもないよ!」
/419ページ

最初のコメントを投稿しよう!

654人が本棚に入れています
本棚に追加