×ヘッドヒッティン×

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織「………」 真「その腕どうしたの? またころんだ?」 織「え…。あ、これ? ううん! はねられた!」 一「は…。はねられたぁ!? 車にか!?」 織「うん。 ゆうべちょっと飲み物買いに出かけた時にゴチーンて。 最近わりとよく はねられるんだよねυ えへへ」 一「えへへじゃねぇだろ! それって事故じゃねぇか! もっと怒れよ!」 織「でも車の人だってわざとはねたわけじゃないんだし…」 ル「井上さんはよくケガするの?」 真「よくなんてもんじゃないよυ ほとんど毎日!」 織「あたしってボーッとしてるから…」 一「だァから その諦めたような言い方はやめろっての!」 ル「ふーん…」 (…なんだ。 ただ抜けているだけか……∑!?) ルキアはふと織姫の足もケガしていることに気づいた。 ル「…その足の痣は? ちょっと見ていい?」 織「え? これ? うん。別にいいよ。 これもゆうべできたからはねられた時にどっかにぶつけたんだと思うけど…」 ル(――!) ルキアは真剣な目で織姫の足の痣を見ている。 織「…朽木さん? どうしたのこわい顔して?」
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