×ホワイ・ドゥ・ユー・イート・イット?×

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一方一護たち 一「虚は…。 肉親を襲う!?」 ル「そうだ!」 真「何でなの!? 虚っていうのはお腹減って魂食べるんでしょ!? 無差別なんじゃないの!」 ル「無差別に人間や他の霊魂を襲うのは…。 すでに肉親を喰い殺した虚だ」 真「…え…」 ル「それともう一つ。 虚はハラを空かせて魂を喰らうのではない。 苦痛から逃れるために魂を喰らうのだ。 虚というのは『堕ちた魂』だ。 死神にソウル・ソサエティへと導かれなかった魂。 とりこぼされた魂。 虚から守ってもらえなかった魂。 それらが堕ち、中心<こころ>を亡くして虚となる。 そして。 虚となった魂は亡くした中心を埋めるため、生前最も愛したものの魂を求めるのだ。 よく夫が死んだ数年後に後を追うように、倒れる妻の話しなどを耳にするだろう。 あれは虚となった夫に魂を喰われた妻の姿だ」 ・・・。 ル「…昼間、井上に会ったとき、足に大きな痣があったろう。 あれは虚が掴んだ跡だ」 一真「∑!?」
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