×ホワイ・ドゥ・ユー・イート・イット?×

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ギリッ 虚はたつきを絞めている力を強くした。 た「…うあ゛…っ」 織「! たつきちゃん…!!」 (…そうだ…あたし…なにボーッとしてるんだろ…。 た…。助けなきゃ…!) ドンッ 織姫はたつきを絞めている手に体当たりをした。 た「ぷはっ。 はぁっ。 え゛ほっ」 織「た…。たつきちゃん大丈夫!? にげて! 今のうちに!」 た「はあっ。 は…」 織「たつきちゃん! どうしたの! きこえないの!?」 虚『ムダだよ織姫…。 彼女には俺たちの声はおろか…。 姿を見ることもできないよ…』 織「―どうして…。 …あたしの名前…。 知ってるの…」 虚『…俺の声も忘れたのか…。 …悲しいな織姫!!』 虚は織姫に向かって腕を振り下ろす。 ゴッ 織姫は痛みがこないため目を開けてみたらなんと、誰かが庇ってくれていた。 織「…黒崎…くん…と真菜…ちゃん…?」 虚『…邪魔する気か…!』 一「…悪ィが…。 …それが俺たちの仕事なんでね…」 真「織姫を殺したきゃ…。 先に私たちを殺すんだね!」 一「そういうコトだ!」
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