×バインダ・ブラインダ×

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虚は動かない。 一(攻撃してこねえ…。 …刀傷で怯んでくれたか…? そのまま逃げ帰ってくれ…。 ってワケにはいかねえだろうな…) 真(…たつき…。 …遊びに来てて巻き込まれたんだね…。 あれっ? たつきの他に誰か倒れて…!) 一真((井上{織姫}!?)) 一(そんなバカな! 井上は俺の後ろに…) 織「あ…! やっぱり! 黒崎くんと真菜ちゃんだ!!」 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 数日前 ル「何故そんなに隠れて歩く?」 一「な…。なぜってあたりまえだろ! なっ?真菜」 真「うん。 こんなカッコで歩いてるの、誰かに見られたらどうすんの! 映画村に連行されちゃうよ!」 ル「たわけ! 死神の姿が一般人に見えるわけがなかろう! 死神は霊体<れいたい>だ! 同じ霊体にしか姿を見ることはできん!」 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 現在 一(なのに…) 「…おまえ…。 どうして俺たちの姿が見えて…」
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