×ザ・ピンク・チークト・パラキート×

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クロサキ医院 遊「どいてどいて、おにいちゃーん!!」 バタバタと薬の箱を運ぶ遊子。 一「どうした遊子? 何あわてて…」 夏「はいよォ、ジャマジャマ!!」 夏梨も忙しそうに走っていく。 一「な…。何のさわぎだこりゃ!?」 真「事故!! ソコの十字路で交通事故があったんだって!!」 一「交通事故…」 父「あァ!? だから4台だってさっきから言ってんだろ! そんなに受け入れられねえだあ!? 何とかしろ!! ウチじゃ応急処置しかできねーような患者もいんだよ! いいか! テメーんトコの院長に「クロサキからの要請<ようせい>だ」って言え! そうすりゃベッドなんていくらでも空きが出る! わかったな!!」 ガチャン 父は電話を乱暴に置いた。 父「クソッ!! トロトロしやがって下っ端が!!」 一「お…。親父…。 俺もなにか手伝うことねぇ…」 父「ねぇよ!! ジャマんなんねぇようにスミッこで縮まってろ!!」 一「…………」 ↑無力 真「わあっ!!」 父「うおッ!? またこりゃデケーのが来たな!!」 真「チャド!!」 父「一護ォ! 仕事だ! コイツ運ぶの手伝ってくれ!」
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