×ストラック・ダウン×

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チャ「…よし、あたった…」 真(さっすがチャド!!) ル(バ…。バカな…! 確かに虚や死神のように密度の高い霊体は普通の人間でも触れることぐらいはできる…。 しかし姿を見ることはできん! コイツには今虚の姿も見えていなければ声も聞こえていない筈だ!! 存在を全く感じることのできない敵に対してなぜこうも平然と立ち向かえる…!? コイツには…。 恐怖心というものがないのか…?) 虚『く…。くそ…ッ』 バサァッ なんと虚は翼を広げて飛び上がった。 ル「な…ッ」 真「………」 虚『ヒャハハハハハ!! これなら手も足も出ねーだろ!! ええ!? どうするよ出来損ないの死神サンたちよォ!!』 チャ「……?」 ル「ボーッとするな! 奴は飛んだ!!」 チャ「…転入生…。 あんた…、ユウレイ見えるのか…?」 ル「そんなことは今どうでもいい! とにかくあの距離ではこちらの攻撃は届か――…」 真「大丈夫だよ」 ル「え?」 真「チャド、それ持って」 真菜は木でできた電柱を指差す。
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