◇1◇ 何気ない一言…

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あたしは生徒会長という言葉を聞いて、どぉしてもやりたくなってしまった。 なぜなら、あたしの一番好きな先輩、鈴木瞳先輩も生徒会長をやっていたから。 思えば、この時から運命の歯車を回り初めていたのかもしれない。 そんなあたしはこんな軽い気持ちで、生徒会長に立候補してしまったのだ。 どれだけ大変かもわからずに。 そして、これから抱える問題が、あたしの運命を狂わすとも知らずに。
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