いつも

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1年2組の俺の席。 の斜め前の席の眞茄。 小学校から ずっと友達… いつも俺の斜め前には 眞茄が笑ってた。 ただそれだけが嬉しい時もあったし、それだけがムカついた事もあった。 でもその感情は伝えた事がない 彼女の前だと、どうしても冷たくあたってしまう。 一番近くにいてくれたのに、好きとか嫌いとかそんな感情もわかず、ただ彼女がそこにいる。 それだけが真実だと一人勝手に思いこんでいたのかもしれない。 考えた事もないし思った事もないけどどことなく体が勝手に決め付けていたのかもしれない。… と言う言い訳。 単に、俺は眞茄が好きなのかもしれない。 … それとも … 単に、俺は眞茄にこのつまらない現状を変えて欲しいだけかもしれない。 … 自分でもわからない。 … それでいい。 … この事を考えている時間がどことなく好きな気がした今日、最後のLHRだった。 今日は、眞茄と帰りたい気分だった。
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