いつも

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今日の眞茄との約束のために部活は休んだ。 校門でちょうど友達にバイバイしている 眞茄を遠目でみながら少しだけ舞い上がっている自分にとても好感した。 眞茄は小さく振り返って俺を見つけると 別に捜してた訳じゃないょといった顔で ゆっくり歩きだした。 その後を小走りで追いかける俺。 小さい頃、眞茄はこんな気持ちで俺を待って、そして追っかけてくれていたのだろうか? そんな妄想をちょっとしたら 少しだけ顔がほころんだ。 「待ってろって言ったじゃん…」 「来んの遅いし(笑)あたしだってそんな暇じゃないの!」 眞茄の顔は怒ってた けど 目だけはちゃんと笑ってる。 「ごめん‥ちょっと友達と話してた」 「あっそ。で?話あるんじゃないの?」 あっなんも考えてさえいなかった。 ただ一緒に帰りたかったそれが理由。 話なんてなんもなかった。 でもそれじゃいけないょって笑ってる 眞茄の目がプレッシャーだった。 「あっ…あのさ…あれなんだっけ」 … 「ははっまだまだ羽志流はなんも変わってないね(笑)…よかった。またなんか有ったら一緒に帰るから…じゃバイバイ」 えっ? いやいや! 早いだろ! 勝ってにかえんなよ 大きく手を振って走り去っていく眞茄。 なんも変わってないか… 眞茄は余裕しゃくしゃくなんだな。 憧れの眞茄がそこにはあった。
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