はじまり

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「-なっ??」 「へ?」 「へ?じゃないよー。りなったら、ぼーっとしすぎ!!」 「ごめん…」 友達や親に、ぼーっとしてるって言われることが多いけど自分では全く分からない…。 「菜々、同じクラスになれるといいね。」 菜々は笑顔で頷いた。 2人はドキドキしながら校舎へ向かって歩いていった。 クラス表が廊下に貼ってある 菜々はB組 りなは… 名前が無いっっ!? 菜々に言おうとしたら、 「ごめん!トイレ行きたくなっちゃった。りな、先行ってて!」 あっ…、 私が声を出すより先に菜々は行ってしまった。 どうしよう… とりあえず職員室探さなきゃ。
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