不運の果てに

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瞼を閉じていても眩しいと感じる程の光が、絶賛俺を襲ってくる。 くっ… なんて凄まじい光の放流なんだ… や、やめろ… あ… ああ… 目が… 目がぁぁぁぁぁ――――――! し、しかし… ここで殺られる訳にはいかねぇんだよ!! バサッ… その音と共に襲い掛かってくる光の放流は一転、暗い闇と閉塞的な空間へと俺を誘う。 世間一般的に言うところの、布団を巻き込みながら行うNE・GA・E・RIと言う名の朝の最終奥義だ。
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