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「今からクッキー焼いてくるから、焼き終わるまでに使い魔を召喚して、人化しといてもらえるか?」
「クッキー!?」
「ほんとですか!?」
「分かったよ!!」
クッキーという単語を聞きご機嫌な三人
キッチンに立ち、冷蔵庫から寝かせておいた生地を取り出す
因みに使い魔はSランクから人化出来る………と言うより、人化出来て初めてSランクより上になるらしい。ヴェン、ルキア、ラミアの使い魔もSランクなので人化が出来る
それにしても、この歳でSランクとは才能あるな………
等と考えながらも、俺の手はしっかりとクッキーを作っていた
クッキーを作り続けること二十分
「よし、後はこれを焼くだけだな」
巨大オーブンのおかげで思ったよりも早くクッキーが焼け、残すは後一回焼くだけとなった
焼き終わるのを待つついでに、紅茶のおかわりも用意しておく
ピピピピピッ!
お、焼けた
「レーン!運ぶ「呼んだ?」の手伝って…って来るの早!!」
レンが、呼んだ次の瞬間に現れた
いくらなんでも早すぎるぞ!?
「祐也がおれを必要とするなら、火の中海の中どこにいても駆けつけるよっ!!」
………少し寒気がしたのは気のせいだろう
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