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拒否されて嫌だったのか**は目を細めてあたしの首に手を当てる。 え、絞めるの 拒否をしただけであたし死ぬの そんな事をほんの一瞬で考えたが**の手は軽く首を絞めただけですぐに動き、あたしの髪をかきあげた。 「だから嫌だってば」 あたしがそういっても**はやめない。 ついに胸までもみだした。 ああ、もう... あたしはあまりの嫌悪感に気がついたら手が動いていることに気がつかなかった。 気づいたときには遅かった。 パチ... いつかの見知らぬ女子に叩かれた時よりも空しい音が響いた。
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