転生で頑張ろう!

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しかし、ハッキリいって俺がそんな所行ってもなんにもならない気がしてしょうがない。 開始10分で死にそうな気がする。てか死ぬ自信がある。 なんたってこちとら生粋のモヤシ。世界どころか自宅すら守れるか怪しい。 すると神様は口を開いた。 「それは大丈夫。キミの魂はその世界との相性が抜群なんだ。今の世界最強のずっっっっと上をいくハイスペックな身体が提供される。ぶっちゃけ人間というより生物の範疇に収まんないよ。例え燃えたぎる火口に落ちようが、真空に晒されようが、-100℃の世界で裸踊りしようがキミの身体はへっちゃらさ」 わぁー、本当に生き物じゃないや。 「そうそう、私も力を貸すよ?」 マジか!? 「具体的には何してくれるんだ?」 これ大切。 「神話ってあるでしょ?ギリシャ神話とか北欧神話みたいな。アレ出てくる武器や防具、道具なんかをキミに貸そうと思う」 神様の力が使えるってチートじゃありませんか。 てか、そんなコトしていいのだろうか?他の神様達にめっちゃ迷惑ジャマイカ。 「全然OKだよ。神話に出てくる彼らはみんな私の魂を分けて生まれたんだ。元を辿れば彼らの持ち物はみんな私のものというわけさ」 「すっげぇジャイアニズム。つか心読んで話進めるの止めてくれ」
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