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「そこで君の登場というわけだよ。普通の人間からしたら桁違いだけど君は人間。世界への影響は皆無に等しい」
ここでもう一度神様が諭すように話し始めた。
「やってくれるとこちらとしては嬉しいけど、もちろん強制はしない。一度行ったら帰ってこれないし、君には君の生活があるからね。断るならココでの記憶を消して、君の次に魂が世界に合う人を連れて来る。あくまで選択権は君にある」
そう言って、真剣さを帯びた碧眼を俺に向けた。
「大丈夫だ、問題ない(キリッ」
OKしてやった。
だって救世主だぜ?人生勝ち組だぜ?
仕事探して毎日をグダグダと過ごすより何万倍も素晴らしい。
なにより、俺はファンタジーが大好物だし。
み な ぎ っ て き た
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