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一気に押し入れられたあの緑の液体は、身体の中で暴れまわり、激痛が俺を襲う……なんてこともなくそれどころか身体がポカポカしてきた。
痛みで悶絶することを想像していたので、拍子抜けしてると神様が説明を加えてくれた。
なんでも、普通の人間が無理に神の武具を使うと、あまりの力に自らの魂をブッ壊してしまうらしい。今いれたあの緑の液体はそれを防ぐ、いわば魂の補強剤のようなものなんだと。
ついでに言えば、俺の魂に直接注入したのでダメージはないそうだ。
ビビって損した。
「そんな訳で、使わせようとしても他の人には使えないよ。分かった?」
「了解した」
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