ギルドで頑張ろう!

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俺達は街の中心を通る大通りを進んだ。 中世ヨーロッパってこんな感じなのかな? しっかりと石材で舗装された道には街灯も立っている。 露店もちらほら出ていて、バンダナを巻いたがたいのいい兄ちゃんたちが声を張る。 肉を焼く香ばしい匂いは腹に直接信号を送ってきやがる。 食べたいけれど今は手持ちがない。 買いたきゃ働けってわけですね。 俺は道すがら、村で貰ったパンみたいなものと干し肉を朝メシにとかじった。 肉はパサパサして味気ないが、貰ったものに贅沢は言えない。 早く稼いであったかい飯が食べたいもんだね。 しばらく歩いていると前方に、デカイ建物が見えてきた。 情報(といってもデカイの一点)通りならあれがギルドだろうか。  
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