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腹をさすりながら受付のお姉さんに貰った紙を広げる。
ヒーラ草の情報が書かれた紙だ。
「生えてるのがこの辺りだから今の位置を考えて……、まぁ、とりあえずどんどん進めばいいな」
「アバウトですね」
ヒーラ草は森にやや入った所によく生えているみたいだ。
やや入ったと言っても、『東の森』はかなりの面積があるっぽいから結構奥まで行かなきゃならんな。
「レッツゴー！」
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ﾃｸﾃｸﾃｸ
ﾃｸﾃｸﾃｸ
……シルと一緒に歩いていくわけだが如何せん暇になってきた。
散歩みたいに風景を楽しもうとしても同じような木が茂ってるからほとんど何も変わらん。
そうだ、テンション上げるために歌でも歌ってみるか。
曲はそうだな、森といえばアレかな？
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