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周り、血の海です。
緑のカーペットがまっかっかです。
(想像してたのよりグロいな……)
俺が念じると900の槍となったゲイボルグは俺の手に集まり、元の姿に戻った。
そして再び左手の魔法陣に収納。
「……なむ」
今はただの肉塊へと成り果てたくまさん達に手を合わせる。
正当防衛だったから仕方ないと思うしかない。
オーバーキルな気がしないこともないが。
さて、黙祷も捧げたしヒーラ草探しに戻るか。
俺は元来た道に戻ろうと足を進める。
幸いなことに、くまさんズが通ってきた所は踏みならされていて獣道のようになっている。
良かった。
これで帰れなくなったら泣くに泣けない。
結構時間食っちゃったから道すがら探すとしよう。
一本も見つけられなかったらシルになんて言われることやら……
――――ドズゥゥゥゥゥン
……どずーん?
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