立っちゃいました

4/7
前へ
/7ページ
次へ
「ッ!?」  鼓動が一瞬速くなり言葉に詰まる。  何度も取ろうと繰り返してみるが煙りを相手にしているようだ。 「ななななななななななんじゃこりゃぁぁぁぁあ」  よく見たら上に数字が浮かんでる。 なるほど夢かそうだ夢だな。  俺は壁に頭をたたき付けスーパーサイエンスフィクションな夢からの離脱を試みたが、おでこが赤く腫れ上がるだけだった。 「えーとなんだ。 警察に電話か? それともレスキューか? 」  いつの間にか洗面所から出ておりリビングをうろうろしていた。  するとと突然、家にインターホンが鳴り響いた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加