3285人が本棚に入れています
本棚に追加
/83ページ
深夜の学校。
誰もいない、真っ暗な校舎。
響くのは自分の足音だけ。
だと思っていたら――・・・・・・
ドオォォォン・・・!!
「うわあああああっ!!!」
気づいた時にはもう、走り出していた。
走りながら、今の自分の状況が信じられない。
見たもの全てが信じられない。
ある人物の理解できない格好と
この世のものとは思えないモノと
今自分が置かれている状況と――
「なんでこんなことになってんだよッ!!」
教卓の裏に隠れた俺は、ただひたすら身を縮こまらせてガタガタと震えていた。
_
最初のコメントを投稿しよう!