プロローグ

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深夜の学校。 誰もいない、真っ暗な校舎。 響くのは自分の足音だけ。 だと思っていたら――・・・・・・ ドオォォォン・・・!! 「うわあああああっ!!!」 気づいた時にはもう、走り出していた。 走りながら、今の自分の状況が信じられない。 見たもの全てが信じられない。 ある人物の理解できない格好と この世のものとは思えないモノと 今自分が置かれている状況と―― 「なんでこんなことになってんだよッ!!」 教卓の裏に隠れた俺は、ただひたすら身を縮こまらせてガタガタと震えていた。 _
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