‡無‡

2/2
前へ
/14ページ
次へ
僕は死んだ。 そう、死んだんだ。 なんで死んだのかはわからない。 地獄? 天国? そんなもの存在しない。 あるのは『無』だった。 僕の目に映るのは真っ暗な闇だけだ。 微かな光もない。 つまらないな。 前に進んでも、進んでいるのか分からない。 服は多分死ぬときに着ていたものだろう。 記憶がぼやけている。 僕はただ眠ろうとした。 その時・・・
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加