4月

3/7
前へ
/9ページ
次へ
「しょう-!」 「たなぽん。お腹空いたね-」 「ね-!もうペコペコ-」 彼女は森 太奈子(もり たなこ)中学から仲良くしてる友達。 隣のクラスだけど、お昼は1年の時から一緒に食べてる。 たなぽんはあたしと違って、超-恋愛体質。 たなぽんにとって生きる=恋愛。 なわけで恋してない時のたなぽんは、分かりやすいほどテンションが低く。 「ね-聞いて、しょう!」 お弁当を開きながら、待ちきれないと言わんばかりにたなぽんは口を開く。 あたしにはたなぽんの話を聞く前から、大体どんな内容か想像が着いた。 あ-誰かに恋したな。 って
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加