読む前のお願いとプロローグ

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主人公の名前は七瀬 拓磨(ななせ たくま) 11月16日生まれの15歳 性別は男。 2週間前に高校の入学式を済ませたばかりだ。 中学校での成績は 10/200番前後だった。 成績から分かる通り、かなり勉強は出来る。 勉強一筋になれば学年トップにもなれそうな気がするのだが…。 拓磨は両親と3人で二階建ての家に住んでいる。 父親の職は一課の刑事。 父に影響され、ちょくちょく口出ししたり、勝手に捜査をしたりしている。 はっきり言って、父からすれば邪魔極まりない。 ヤバい事件の場合は、父だけでなく母にまで、こっぴどく叱られる事もしばしばあった。 ただ"自称"捜査は、拓磨"達"の趣味にすぎない。 小学校を入学してから中学卒業まで、ずっと一緒にいた「緒方 淳也(おがた じゅんや)」と「江口 彩夏(えぐち さやか)」。 "達"というのは、この2人だ。 よく一緒に叱られてた。 まぁ、拓磨は息子だということもあって、3人の中では特に叱られていた。 ただ、事件を解決してしまった事もある。 その時の両親の複雑な表情は、今でも忘れられない。 要は何が言いたいかというと、少し変わった趣味を持つ主人公なのだ。 とか言っても、所詮は学生。 普通の学生と、さほど変わらない暮らしをしていた。 ここまで日常。 15歳の4月25日までの暮らしだ。 これからは、非日常の出来事だらけになってしまう………らしい。 プロローグ終わり
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